いい仕事が残れば職人は本望だ(静岡・鈴木家)
鈴木さんのお宅で30年前に購入していただいた森下木工所の仕事は、欅(けやき)、無垢(むく)材、漆塗りの膳戸棚です。広いリビングキッチンに置かれてました。茶道具などがぎっしりと納めれています。壁・空間すべてに美術的な色彩を重視する鈴木さんのお宅にぴったりと合った作品です。
ただいこちらはちょっと反ってしまい、扉の開け閉めが困難になっていました。奥さまがちょっと困った顔をしていました。すぐに森下社長が作業に取り掛かりました。しかし一人では無理な様子。
「あらためてうかがい、早急に直させていただきます。無垢材だけに反りはやむを得ません。」
申し訳なさそうでした。
「鈴木さんのお宅だけでなく、わたしどもの家具で何か不都合があれば、どなたでも遠慮なく言って頂ければ、お伺いして修理いたします。」
「校倉だより vol.2」より