修理再生

卓袱台の修理・再生

今回の再生は、お婆様がお裁縫に使われていた卓袱台(折れ脚座卓)2台。
一台は同じく折れ脚に、一台は固定脚の座卓にというご希望です。

修正前
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  お裁縫用に使われていたということで、ルレットの跡もしっかり。 天板に亀裂が入っていたものを埋めたり、折れてしまった脚の部分を補修したりして 職人さんの腕でこんなにきれいによみがえりました。

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 修理した家具の良さは「思い出」や「物語」があること。次の世代、また次の世代が 家具そのものだけでなく、「思い出」や「物語」も繋いでいきます。

職人:篠原史生

静岡市栄誉市民マッケンジー氏 思い出の家具の修復

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   静岡市駿河区高松に静岡市の名誉市民第一号となった、エミリー・マーガレッタ・マッケンジー夫人の住まいだった「マッケンジー邸」という白い洋館があります。

   マッケンジー婦人が亡くなられた後、マッケンジー邸でお手伝いをされていた方が家具のいくつかを使われていましたが、ご高齢で家財の整理をされるということで、譲り受けたお客さまからご依頼を受けました。

修復する家具は、3人掛けのソファと1人掛け2脚。リビングテーブル、コンソールハイテーブル。

修復前
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マッケンジーソファ
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マッケンジーソファ
マッケンジーテーブル
マッケンジーハイテーブル


アメリカ人の方が使われた家具だけあって、ソファのサイズも大きく深め。ゆったりとくつろげるデザインです。


修復後
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マッケンジーソファ
マッケンジーソファ
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マッケンジーテーブル
マッケンジーハイテーブル


  木部は、塗装部の職人さんが、丁寧に表面の傷や汚れを落として、落ち着いたダークブラウンに塗り替えし、くったりとしてしまって布は、織のしっかりとしたワインカラーに思い切ってイメージを替えました。

   紫檀のコンソールハイテーブルは彫刻が施されていたので、その部分を傷つけないよう、新調に仕事を進めました。


  このように時間を経た家具や思い出の品を手入れをしながら使い続けようという方が増えています。 森下木工所ではできる限り修理や再生に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

40年前の家具に再会できる幸せ「島桑座鏡修理」

家具職人の榑林茂さんは、森下木工所に15才で弟子入りして今年で職人歴66年、 最ベテランの職人さんです。
引きだしや座鏡の細工物を得意とし現在もチェストや小引き出しなどを製作されています。

修理前
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その榑林さんが若い頃製作した「島桑座鏡」がお嫁入り先からお化粧に戻ってきました。

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浜松のO様のお宅で大事に使われていたものです。 「修理したい座鏡があるのだけど見てくれる?」とのご相談で伺ったところ、偶然にも榑林さんの仕事。
それも40年以上前に製作したものと判明したのです。 職人さんも懐かしそうに、嬉しそうに、若き頃の仕事にご対面となりました。

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島桑の材料は現在とても貴重な材となり、お化粧直し(修理)も慎重に行いました。


日々の道具として使われ、また使い続けようという使い手のお客様の気持ちは家具職人冥利につきる嬉しさです。